私は今年の3月に「計画無痛分娩」で子どもを出産しました。
出産は基本的に病院にお任せで、妊婦さん自身が選択して決めることはあまりないですが、唯一迷ったのが「普通分娩」か「無痛分娩」かという点でした。
今日は私が無痛分娩に決めるまでに、調べたことや考えたことなどを紹介します。
無痛分娩とは
無痛分娩とは麻酔を使って分娩の痛みを和らげる方法で取り扱っている病院は限られます。
また、無痛分娩にも種類があります。
- 完全に痛みをなくす無痛分娩
- 痛みを和らげる無痛分娩(和痛分娩とも言われます)
私の病院はこちら痛みを和らげる無痛分娩でした。
麻酔を使うタイミングもいくつかパターンがあります。
- 陣痛が来てから麻酔を使うパターン
- 予め出産日を決めておき、陣痛促進剤を使用して、陣痛を起こし、麻酔を使うパターン(=計画無痛分娩)
私の病院では、子宮口が何cm以上になったら、出産日を決めるというやり方でした。
予定日の数日前に、出産日を設定する病院もあるようです。
無痛分娩のメリット
無痛分娩のメリット一つ目は
「痛みが少ない」
ことです。
私は完全な無痛分娩ではなかったが、我慢できない痛みを感じた時間は短かったです。(体感では10分ぐらい?)
無痛分娩のメリット二つ目は
「出産の喜びを味わえる」
ことです。
痛みが少ないので、出産の過程をしっかりと感じられます。
赤ちゃんが出てきた瞬間も自分の目でしっかりと確認することができました。一生忘れられない瞬間です。
無痛分娩のメリット三つ目は
「産後の回復が早い」
ことです。
無痛分娩のデメリット
無痛分娩のデメリット一つ目は
「費用がかかる」
ことです。
私の病院では、普通分娩に比べて+15万円の追加費用が掛かりました。
無痛分娩のデメリット二つ目は
「麻酔をすることによる危険性」
です。
頭痛やしびれ等のものから、命にかかわるようなものまで危険性が伴います。
私の病院では、出産の前に、そういった危険性を理解した旨の誓約書を提出しました。改めて誓約書を見ると少し怖くなりました。
ただ、無痛か否かにかかわらず、出産は何が起こるか分からないものだと思ったので、私は無痛を選択しました。
無痛分娩のデメリット三つ目は
「本当に無痛で良いのだろうかという気持ち的な迷い」
です。
世の中には「おなかを痛めて生んでこそ・・・」と考える人が一定数いるのは事実です。
第二子以降しか無痛分娩ができない病院もあるようです。
私はあまり気にしなかったが、無痛で出産することを話した際の、相手の反応が少し気になることもあるかもしれません・・・
無痛分娩を経験してみて
無痛分娩に経験してみて背中から麻酔痛くないかという点が不安でしたが、実際経験してみると全く痛くなかったです。背中に冷たさを感じる程度でした。
また、会陰切開をする確率が高まる?という話もあります。
無痛分娩の場合、麻酔が効いていて上手く力が入れられないので、会陰切開になる確率が高いと聞きました。
私は実際に会陰切開になりました。
ただ、無痛か否かに限らず、特に第一子はほとんどの人が会陰切開をするとのことで、無痛でなくても、会陰切開になった可能性は十分あると思います。
会陰切開を行う時、縫う時共に麻酔が効いているため全く痛みはありませんでした。その意味で無痛分娩で良かったかもしれません。
(ただし、麻酔が切れた後は痛いです、、、おそらく無痛分娩でなくても痛みは同じでしょうが、、、)
麻酔で力が入らず、自分でいきむことができない?という不安もありました。
私自身できれば、第一子だし、自分でいきんで出産したいと思っていました。
そこでバースプランで、痛みがあっても良いから、自分でいきんで生みたい旨を伝えたところ、麻酔は人によって効き方が異なるから約束はできないと言われたが、希望を伝えられたことで気持ちがすっきりしました!
結果、自分でいきむ感じも経験できました。
無痛分娩にして良かったこと
無痛分娩にして良かったことは何より
・本当に痛みが少ない
ことです。
前述しましたが、痛い時間がすごく短かったし、コロナ禍で立ち合い不可だったため、一人で痛みに耐えるのは凄く辛そうでした。(腰をさするなどのサポートをしてくれる人もいない、、、)
そのような状況で無痛分娩を選択したのは良かったです。
出産後は、会陰切開の傷の痛みはありましたが、それ以外は元気でした!
・計画無痛分娩ができた
ことも良かったです。
私の場合は妊婦検診の結果、「明日出産しましょう」ということになり、急遽出産日が決まりました。
計画無痛分娩だと、入院の荷物の準備、夫の仕事の調整等を前もって行うことができたのがすごく良かったです。
出産日当日も、落ち着いた状態で病院に向えますし、夫とゆっくり話をする時間も取れました。
まとめ
今回は無痛分娩について私が調べたこと、経験したことをまとめてみました。いかがでしたでしょうか。
私は無痛分娩という選択をして本当に良かったと思っています。
もし次出産があるとしても無痛分娩を選ぶと思います。
何か気になることやお悩み等あれば、コメントいただければ嬉しいです。